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速報
千葉紘子 瑞宝双光章受章

平成28年11月3日
瑞宝双光章

 
「篤志面接委員協議会だより」に掲載して頂きました一文を、以下に転載致します。


受賞式典に向かう日の写真

感謝をこめて      千葉紘子



平成30年秋の叙勲にて「瑞宝双光章」を拝受いたしました。

11月8日、法務省にて、日本国天皇陛下からの勲章を法務大臣より頂き、その後、皇居豊明殿にて天皇陛下に拝謁。「ご自身のお体を大切に・・」のお言葉をいただき大変感動いたしました。

私が篤志面接委員になりましたのは昭和58年でした。しかしそれ以前、55年頃より仕事の都合に合わせ、回を重ね全国の矯正施設に伺うようになりました。

大きな講堂では時に千人に及ぶという収容者の人たちと歌を通してともに過ごす中、大の大人が“親子の歌”を聴き大粒の涙で頬を濡らす姿は誰とも変わらぬ人間の姿であることに気付きました。

やがて、矯正に携わるすべての皆様の人間を相手にするご苦労、心働き、むなしさ、心痛そしてまた喜び、その矜持を知り、沢山の人としての生き方を教わりました。

やがて、篤志面接委員として初めて貴船原少女苑の坂道をたどった時、走り降りまた登りと、リレーをする少女たちの白いシャツが眩しかったのを覚えています。苑歌を提供できたことは、私にとって心温まる思い出です。

また、榛名女子学園では、不規則面接で申し訳ないばかりでしたが、私にとっては忘れられない少女たちとの出会いでした。地方に仕事が無くなり伺えなくなったことは、残念なことでした。

そして、愛光女子学園での36年に渡る日々は語りつくせぬ思いがあります。月に1回の音楽指導や毎週の面接。今は隔週の面接のみながら、それらの日々は私の胸の中で輝き続けています。

何よりも面接をした少女たちから、心の奥のさまよいを沢山受け取り、深く学ぶことが出来ました。

私をかたち作っている「矯正への思い」を持ち続けこれからも歩んでまいります。ありがとうございました。


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